2025年1月26日(日)、京王多摩川エリア(通称「けーたま」)にてワークショップ「おこまりオトナとコドモたちのけーたま大企画会議」を開催しました。本イベントでは、京王多摩川駅前の空白地帯となっていた高架下を、皆さんの居場所に変えていくため、地域の子どもたちの純粋な発想でアイデアを集めることを目的としました。

高架下をはじめ、
京王多摩川がどんな街に生まれ変わってほしいか

ワークショップのはじめに行った京王電鉄の新入社員「けいたまるお」からの問いかけに対して、子どもたちが本気でアイデアを考え、会場に用意されたさまざまな素材で手を動かしながらアイデアを形にし、合計16個のユニークな作品が集まりました。

会場では、参加者の皆さんが京王多摩川の高架下を中心とした模型や地図を眺めながら、一人ひとりが思い描く「こんな場所があったらいいな」「こんなことをやってみたい」といった妄想をどんどん共有する様子が見られました。

子どもたちが製作する姿を親御さんが見守るだけでなく、親御さんも子どもたちと会話しながら参加することで、和やかな空気と、子どもたちがイキイキと創作する場ができました。
16個のユニークな作品が高架下の模型の周りに集まると、一つの京王多摩川の未来妄想図が浮かび上がりました。子どもたちの自由で豊かな発想からは、まちの未来へとつながるたくさんのヒントが眠っているなと体感しました。

また、ワークショップで出たアイデアからは、いくつかのキーワードも浮かび上がりました。

キーワード①
高架下に滞在したくなる、遊びたくなるパブリック

まずは、誰もが自然に集まり、過ごしたくなるような「パブリックスペース」の必要性です。例えば、「巨大な滑り台を作りたい」「キッチンカーとパブリックシアター」「ブランコ」など、街の中で子どもたちが自由に遊び、親御さんたちがホッとひと息つくことができる場所が求められました。
これらのアイデアを実現するためには、今後の高架下開発において、どんな年齢層の人々も気軽に楽しめるパブリックスペースの確保が必要だと感じました。 

巨大な滑り台
公園
滑り台のある公園
迷路
ブランコ
遊園地(コーヒーカップ)
キッチンカー / 自販機群

キーワード②
様々なアクティビティや活動の起点となる場

また、「テニス練習場」「温泉やチルスポット」「コワーキング&自習室」「ボルダリング」など、積極的に活動できる場所が求められていることが分かりました。共通の趣味を持った人々が自然に集まり、活動のきっかけとなる場があることで、多様で自発的な活動が生まれる空間にしていきたいと思いました。 

テニス練習場
グリーン / カフェ / ボルダリング
コワーキング&自習室
ドローンコース
温泉&チルスポット

キーワード③
ファミリーフレンドリーな飲食店や買い物できる場

そして、気軽に家族で一緒に食事ができたり、楽しく買い物ができる場所が必要となることが分かりました。より皆さんが利用しやすいように、ふさわしい業態や空間を考えていきたいと思います。

マクドナルド & BR 31アイス
ドッグラン
109 (小学生がおしゃれできるスポット)
白黒オブジェ

未来への第一歩

高架下をはじめ、京王多摩川がどんな街に生まれ変わるか?

その答えは、子育て世代をはじめ、様々な世代の皆さんと共に作っていきたいと考えています。今回のワークショップでのディスカッションやフィードバックをもとに、今後の活動をさらに充実させていく所存です。

これからの開発に向けて、皆さんからいただいたアイデアを少しずつ実現に向けて試行錯誤しながら形にしていきたいと思います。引き続き、地域の皆様のご協力をいただきながら、京王多摩川の未来を共に作り上げていければと思います。

【募集日時】2025年1月26日(日)13:00~ 2025年1月30日(日)13:00~14:30
【開催場所】多摩川児童館・遊戲室
【主催・企画運営】京王電鉄株式会社、株式会社リビタ、株式会社スマイルズ
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